教習所を卒業した後は、いよいよ免許交付の最終テストである本試験(免許試験)です。試験にはどういった書類や持ち物ものが必要なのでしょうか?
直前に焦っても手に入りにくいものもあるため、予め余裕を持って必要な持ち物を確認し、準備万端で免許試験にのぞみましょう。また、当日の運転免許センターでの流れを知っておくと心構えも違いますよ。
今回は免許試験に必要な持ち物、当日の流れや所要時間などをご紹介します!

免許試験に必要な持ち物

1.本籍(国籍)記載の住民票

マイナンバーが記載されていない住民票を1通用意します。記載されているものは黒塗り処理をします。 最寄りの区役所に行き「マイナンバーが書いていない住民票をください」と伝えれば、記載なしの住民票がもらえます。午前の部の免許試験を受ける人は、当日住民票を取るのは難しいですので、あらかじめ取っておきましょう。1通300円程度です。

2.本人確認書類

パスポートや健康保険証、写真付きのマイナンバーカードなど、本人確認ができるものを提示します。 先に原付免許を取っている方など、有効な運転免許がある方はその提示で本人確認ができます。

3.申請用写真

試験当日に会場で写真撮影も可能ですが、撮影はその場の一発勝負になるため、免許証を貰ってがっかり、ということもあります。そのため、免許証申請用の写真を事前にフォトスタジオで撮って持参するのも良いですね。 写真には規定があり、縦3×横2.4㎝、6ヶ月以内に撮影した写真が1枚必要です。帽子不可、カラーコンタクトレンズ不可、背景の色の指定など、写真のルールが色々あります。必ず確認しておきましょう。自分で撮ると規約からずれた写真を撮ってしまう危険性がありますので、プロに頼んだ方が安心です。 免許センターで持ち込んだ写真を使う旨申請してください。撮影の順番待ちの必要が無いため、いち早く免許証が交付されて帰宅することができます。

警視庁 各種申請用写真のご案内
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/menkyo/koshin/koshin/koshin02_2.html

4.卒業証明書などの各種証明書

教習所の卒業検定に合格し交付された卒業証明書や技能検査合格証明書(限定条件を外すための審査に合格した人がもらえる証明書)があれば、免許試験の技能検定が免除されます。大事に保管し、免許試験当日に持参しましょう。卒業証明書の有効期限は1年間です。

5.手数料

手数料は普通一種の場合、AT・MTに関わらず合計3,800円(受験料1,750円・免許証交付料2,050円)です。 万が一、免許試験に落ちた場合、再び受験料1,750円を支払って受験します。免許交付料は合格した場合のみ必要です。

6.運転免許申請書

申請書は試験会場である運転免許センターに設置されており、当日無料でもらえます。

免許試験の当日の流れと所要時間

試験会場によって細かな流れが違う場合もありますが、概ね以下のような流れです。

※大型免許・中型免許の場合、学科試験が無いためもっと早く終了します。※一発受験で卒業証明書がない人のみ、後日運転免許取得時講習(合格時講習)があります。

8:30頃 受験料窓口へ

自分の住民票がある市町村の運転免許センターで学科試験を受けます。運転免許センターの「証紙販売窓口」で手数料を支払います。 そして「運転免許申請書」をもらって記入し、卒業証明書などの必須書類と一緒に「試験係受付窓口」に提出し、普通一種の場合1,750円を払います。混んでいると並びますので早めに行きましょう。

8:45頃 視力検査窓口へ

視力検査の受付終了が早いです。場所によっては9時5分くらいですので注意が必要です。視力に問題が無ければ試験会場へと進めます。

9:10頃 試験会場へ(受験票をもらう)

受験票を受け取り、試験会場内にある席に座ります。席の番号は受験票に書いてある受験番号です。

9:20頃 試験の説明・注意事項など

試験官による説明があります。

9:30 学科試験開始

交通ルールに関する問題などが出ます。90問(〇×式)が1問1点、イラスト式の危険予測問題が5問(1問2点)、合計90点以上取れば合格です。試験時間は50分ですが、その前に解き終われば途中でも退席できます。 しかし、合格発表の時間は受験者の人数などで変わるため、試験中に試験会場内で合格の発表時間が提示されます。確認をしてから退席しましょう。

10:20 試験時間終了

合格発表までに時間があります。その間に登録カードを作成する場合が多いようです。 運転免許センターには登録カード作成の機械が設置されています。免許にはICチップが組み込まれており、4桁の暗証番号を2つ設定しなくてはなりません。自分で考えた数字を入力し、発行してもらいます。 また、合格すれば続けて写真撮影となりますので、この時間を利用し、髪などの身なりを整えておきましょう。

11:00頃 合格発表

受験した会場に番号が張り出されます。不合格者は退席し、合格者は残ります。説明を聞いた後、免許発行手数料2,050円を窓口に支払いに行きます。 ※不合格の場合は11:30までに午後の試験に申し込めます。1,750円必要ですが、続けて受けた方が無駄は少ないでしょう。

11:30頃 写真撮影

免許証用の写真を撮ります。その後、免許交付までは自由時間なので、昼食を取る人が多いです。

13:00~14:00 免許交付

試験会場によって交付時間は違いますが、各試験会場が定めた交付時間に免許証を交付してもらいます。人の多さにもよりますが、一人30分くらいかかる場合が多いようです。

後日 運転免許取得時講習(合格時講習)※卒業証明書がない人のみ

指定自動車教習所の卒業証明書が無い場合は、運転免許取得時講習を受けます。免許試験(学科試験)に合格後、通知が来るので指定された講習を受けましょう。料金は普通自動車講習が11,200円ほどです。 卒業証明書の有効期限は1年。合宿免許などで卒業証明書をもらっていても、1年を過ぎると運転免許取得時講習を受けることになります。 指定自動車教習所 取得時講習について http://www.tadsa.or.jp/class/class_acquisition/

運転免許試験のポイント

運転免許試験のポイント

  • 時間に余裕をもつ
  • 当日現金がいることを忘れない
  • 視力検査にあわせて運転用の眼鏡などを着用してくる
  • 写真撮影直前は身だしなみを整える暇がない
  • ひっかけ問題が多いので落ち着く

・時間に余裕をもつ

遅刻して視力検査に間に合わないと免許試験が受けられません。また、時間が押すと気持ちが焦って試験でもミスしがちです。試験会場に到着してから教科書を読みなおすくらいの余裕を持ちましょう。

・当日現金がいることを忘れない

申し込み時に手数料を支払います。現金を持ち歩かない方も増えていますが、手数料を持参するのを忘れないようにしましょう。

・視力検査にあわせて運転用の眼鏡などを着用してくる

眼鏡やコンタクトレンズがないと視力検査に受からない人は多いです。「運転用の眼鏡と間違えて、自宅用をかけてきたせいで視力検査に受からなかった」という人も稀にいらっしゃいます。間違えないように準備しましょう。

・写真撮影直前は身だしなみを整える暇がない

免許を取得した人から、「写真撮影は短時間で大勢の写真を撮るため、身だしなみを整える時間が無かった」という感想が出ています。 運転免許の写真は長く使うもの。きれいに撮りたいですよね。免許交付まで自由時間を活用して、身なりを整えておきましょう。

・ひっかけ問題が多いので落ち着く

免許試験はひっかけ問題が多いです。問題をよく読み、一つ一つ落ち着いて考えましょう。50分と聞くと短いように感じますが、〇×問題が多いので、意外に早く解けますよ。

運転免許センターでの試験の流れ まとめ

免許試験は免許交付のための最後の関門です。事前に、卒業証明書や手数料などの持ち物を準備して絶対に忘れないようにしましょう。緊張すると思いますが、合格すればその日に免許がもらえますので、「受かれば明日から運転できる!」といった気持ちで胸を満たし、前向きな姿勢で試験を受けると良いですね。

皆様が免許試験をスムーズに受験し、合格できることを祈っております。