皆さんは教習所に「混んでいる時期」と「空いている時期」があることを聞いたことがあるかと思います。免許を取得した方の話を聞くと「教習車の予約が取れなくて苦労した」といった話を聞けることも。
商売で繁盛している時期を「繁忙期」、比較的暇な時期を「閑散期」と言います。 この繁忙期・閑散期を理解していると、スムーズに、またリーズナブルな価格で免許が取得できる場合もあります。今回は、それぞれ料金や、特徴について詳しく解説していきましょう。

そもそも教習所の繁忙期・閑散期っていつ?

教習所の繁忙期は主に「学生の休みと重なっている時期」です。具体的に言うと、2〜4月頭までの春休み期間と、7月下旬〜9月前半までの夏休みが非常に混雑する期間です。
反対に閑散期は、上記以外の4月後半〜7月中旬、9月後半〜1月の時期。この時期は比較的教習の予約も取りやすいため、卒業までスムーズに進められます。

合宿免許の場合、繁忙期は料金が高めに設定されており、反対に閑散期は低めです。旅行と同じですね。閑散期に合宿免許に参加すれば、空いている教習所で安く免許の取得ができるわけです。合宿の宿舎で「ツインの部屋を1人で使用」といった、贅沢な使い方ができる場合もあります。

教習所の閑散期・繁忙期

教習所の繁忙期:2月~3月(春休み)、8月~9月(夏休み)
教習所の閑散期:4月~7月、10月~1月
※閑散期の教習の方が、合宿免許の場合料金が安く、通学免許は教習予約が取りやすくなります
※教習所によって、混雑する時期や、料金が安くなる時期は異なります。

繁忙期の料金

繁忙期にあたる2〜4月前半、7月中旬〜9月前半は、主に学生の教習生が増加します。
特に2月〜4月の春休み時期は、大学生に加え高校3年生の学生が合宿免許を選択することも多く、年間で最も混雑します。
7月中旬〜9月前半は、主に大学生が長い夏休み期間を合宿免許に当てようと予約が殺到します。この繁忙期に教習生が急激に増加するので、料金も割高設定になるのです。

繁忙期と一括りにしていますが、その中で最も料金が高いのは「トップシーズン」と呼ばれている2月上旬から3月上旬。
「3月中に終わらせたい!」という人が大半のため、2月上旬から3月の下旬は年間でも最も参加者が多くなります。 30万円を超える料金のプランの割合が高いため、学生には痛すぎる出費かもしれません。

トップシーズンの前後は若干料金が下がって26万〜30万くらいの金額に。

キレイなホテルのシングルなどを利用するプランは高めになりますし、自己責任(寝坊や病気)で延泊してしまったりで最終的な金額が上がってしまうことも。 繁忙期の合宿免許に臨む際の予算は、少なくとも30万円は用意しておく必要があります。安いプランから埋まって行くために、予約が遅くなった場合は35~40万円程度のプランのみが残る場合も。 繁忙期の予約は早めに入れるようにしましょう。

閑散期の料金

閑散期は参加する人数が少なく、教習生は学生よりも社会人の割合が高くなります。 通学免許でも予約が取りやすくなったり、料金が割安になったりとお得な面が満載。 その中でも注目しておきたいのが、さまざまなキャンペーンの存在です。
「早期入校予約での早割」「指定人数以上での申し込みでのグループ割」「学割が使える合宿免許」など、入校する教習所によってキャンペーンの種類も様々です。 このキャンペーンをうまく利用すれば、閑散期の料金からさらに割引されて免許が取得できますよ。
おおよそですが、合宿免許の閑散期は繁忙期に比べて平均で4〜10万円ほど安い価格で設定されています。 最低金額で、20万円程前後から免許の取得が可能です。もちろん、繁忙期と大きく値段は変わりますが受けられる授業内容や教習時間は全く変わりありません。

休みの都合がつく場合は、閑散期を狙って合宿免許に参加するのが賢い手ですね。

繁忙期と閑散期の特徴を徹底解説

繁忙期と閑散期では、料金に大きな違いがあることが分かりました。ではそのほかの面ではどのような違いがあるのでしょうか?繁忙期と閑散期を比べながら詳しく解説していきましょう。

繁忙期の特徴

通学免許の場合

1番ネックになってくるのが、繁忙期の教習車の予約の取りにくさでしょう。 予約は電話やインターネット、教習所直接も可能ですが、繁忙期は予約が殺到します。
教習車の台数には限りがあり、直接教習所に出向いてキャンセル待ちをしても、待ち時間が続いてしまう可能性があります。 「早く終わらせるにはキャンセル待ちが当たり前、キャンセルが出ればラッキー」くらいの気持ちで臨まないと授業が受けられない状況も考えられます。
また教習所内も混雑しているので、授業と授業の間の時間を潰すのにも一苦労してしまいます。

合宿免許の場合

合宿の場合、教習車の予約が取れた状態でスタートします。だから入校できさえすれば、短期間で卒業が可能です。
そのためハードルは「合宿参加の予約を取る」こと。合宿免許の予約開始は時期が決まっています。 早いうちのに予約をしておかないと、合宿先の教習所に空きが無かったり、高いプランしか残っていなかったりといった状況に。
せっかくの休みに合宿免許に参加できないということにならないように、休みの予定が決まり次第早めに予約することを心がけましょう。

合宿免許の予約時期

夏休み(8月~9月)の合宿免許予約:04月スタート。06月には完売が多くなります。
春休み(2月~3月)の合宿免許予約:10月スタート。12月には完売が多くなります。

閑散期の特徴

一方閑散期は、比較的自分都合に併せたスケジュールで進めることが可能です。 通学免許の場合、繁忙期よりも閑散期の方が教習車の予約も取りやすく、教官の指名も手軽に行えます。
繁忙期ではどうしても人気の教官に予約が殺到しがちですから、閑散期を狙うことで自分に合った教官に教習を受けられる確率が高くなります。
また、1日のうちに隙間なく授業を組み入れることも可能。1日を無駄に過ごしたくないという人や、通学免許でも短期間で免許を取得したい人にはうってつけの時期です。

合宿免許の場合、閑散期は一番料金が安い時期です(年間を通して安い時期の方が長いのですが)。 また、閑散期に併せてお得な割引や特典付ききなどのキャンペーンが行われることも。
教習生の少ない閑散期こそ、多くの教習生に来てもらいたいという教習所の考えからです。

学生であれば学割や、早い時期から申し込むことで適応される「早割」、「普通二輪免許をすでに持っている人への割引」など、教習所によってもさまざま。自分が該当するのか検討した上で、1番安い合宿免許をセレクトしてみてくださいね。

申し込み時期によって価格が変動!?

合宿免許に行きたい日程が決まったら、1日でも早く予約を取りましょう。

入校する2〜3ヶ月前に申し込みをするのがベスト。早割キャンペーンでも「入校○か月より前のお申し込みが割引対象」という教習所が多くあります。
一方で「他校よりもぐっと安い値段での入校ができる」という教習所は、予約開始直後(3カ月程度前)から申し込みが殺到していることも。 安いプランを希望の方は、できるだけ早めに予約の申し込みをするようにしてください。 閑散期の予約でポイントになってくるのは、合宿のプランです。
とにかく低価格で済ませたい人は、東北や新潟などの教習所が比較的安くなります。 また、プラン的には「シングルではなく他の方との相部屋」「食事の支給回数が少ない(3食付ではなく昼食のみ)」など、条件を譲って行くことで料金を下げることが可能。 グループ割を用意している所も多いため、3名程度の申し込みですと適応になる確率が上がります。 「安さより、快適に過ごしたい」場合、教習所によってはリッチなホテルやシングルルームを用意しているところも。
同性の友人はもちろん、一部の教習所では恋人と同室参加できると「カップルプラン」を用意しているところも(ただし、カップル対応ルームは部屋数が少ないため早めの申込は必須です)
またプランを決める時には、食事の有無や回数が選択できる場合もあります。
「自炊プラン」を謳っている場合以外は、基本的に自炊ができない環境なので、「教習料金が安くはなったけど、食費で高くついた」というケースもあります。
食事が付いた方が結果的に出費が減らせる場合がありますので、計算してみてください。

そのほかに日用品(シャンプー・リンス・歯ブラシの有無、タオルなどの貸し出し)が揃っていたり、洗濯機が無料で使用できるかを確認しておくと、現地に行ってからの出費が抑えられますよ。
聞きたいことや疑問点があったら、予約前でもメール・電話で問い合わせが可能です。

まとめ

今回は教習所の繁忙期・閑散期について詳しく解説していきました。
リーズナブルな値段で教習が受けられるのは、4月中旬〜7月前半、9月後半〜1月の期間です。
この期間は早割やグループ割などの特典もたくさんあるので、自分やグループに合ったキャンペーンを探してみてくださいね。浮いたお金は、マイカーを買う頭金にしたり、旅先でレンタカーを借りる費用を足しにするなどすると良いのではないでしょうか。