「免許を取得したい」と思い立った際に、まず考えるのがお金のこと。自動車の普通免許は約30万円程度かかり、学生の方が簡単に用意できる金額ではありません。そこで活躍するのが、運転免許取得資金の「ローン」です。
「ローン・分割払い」とは、大きな金額を一度に支払うのではなく、返済の期間を決めて月々に分けて支払うこと。手元に大きなお金が無くても大きな買い物が可能ですが、分割期間が長くなるほど高い利子がかかります。とはいえ、自分が支払える範囲の金額に分割払いを利用することで、無理をせずに免許取得ができるのは大きなメリットです。お金が貯まる前に、免許取得に取り掛かることができます。

今回は、合宿免許でローン・分割払いが可能か、また運転免許ローンやその他の支払い方法について詳しくご紹介します。

運転免許取得資金の支払い方。ローンとはどんなもの?

すぐに運転免許を取りたいけど、今はお金が無い!という場合に「貯まるまで待つ」訳にもいきませんので、「借りる」か「分けて支払う=分割」といった選択になるかと思います。今回は、借りたお金を分割で支払える「ローン」の説明です。
支払いにローンを利用すると、①いまお金が無くても支払える(教習所に通える) ②月々、払える範囲の金額を毎月返済して行ける。といったメリットがあります。
ローンとは「自分に代わって先にお金を支払ってくれる」もの。ローンが通れば教習所にお金を全額払い終えることができます。また、借りた額の返済の期間や毎月の返済金額を設定できるため、免許取得を急ぎたい人には非常に便利です。
でも、借りた額には「利子・金利」が発生し、その分がローン会社の利益になります。ローンの利子は支払期間が長い(月々の支払い額が少ない)ほど高くなりますので、幾らまで支払えるかを考えながらできるだけ短い期間で支払いを終わらせる計算も必要です。
またローンの利用には事前の審査があるため、必ず利用できるものでもありません。万が一審査に通らなかった場合、「クレジットカード払い」か「銀行振込」でのお支払いをお願いすることとなります。
基本的に、高校生の方が申し込む場合でもご本人様の信用力のみでローン申請が可能です。他に親権者様が本人の代わりにローンを組む代理申請も検討できます。

アイテックは4つのお支払方法を用意しています。

  • ① 銀行振込
  • ② アイテックトラベルでの店頭支払い
  • ③ クレジットカード払い
  • ④ ドライバーズローン

このうち、銀行振込や店頭払いは「一括」のみのため分割払いはご利用いただけません。分割でお支払いしたい場合、③のクレジットカードでのお支払いか、④のドライバーズローンでのお支払いを選択します。 ③は、ご自身(もしくは親権者の方)が契約しているクレジットカードを使用してお支払いします。分割可能な回数や金利などは、弊社では決められずお客様とカード会社との契約内容によって異なります。 ※学生の方のカードの場合、「限度額」が足りずに決済できない、といったケースも。 ④のドライバーズローンは、新たに信販会社「アプラス」を通してローンでお支払いします。

教習代金のお支払いの流れ

通常の流れでは、2回に分けてのお支払いとなります。
【1回目】お申込みから5日以内に、教習代金全額の中から先に【お申込金として15,000円】を支払い
【2回目】入校の2週間前までに残金のお支払い

※入校までの日数が短い場合、一括でのお支払いとなります。

教習代金の総額が25万円だとすると
【①お申込金】お申し込みから5日以内に15,000円の支払い。
【②残金】入校の2週間前までに残金235,000円のお支払い。
※お申込みから5日以内に、全額一括のお支払いも可能です。
※入校まで日数が無い(14日を切っている)場合、お申し込み翌日までに全額のお支払いが必要です。

【クレジットカード払いの場合】
①のお申込金・②の残金共にクレジットカード払いのご利用が可能です。また、お客様のカード契約の内容に沿って分割払いが設定できます。※利用可能なクレジットカードはVISA・Masterのみです。

【ドライバーズローンを利用する場合】
①のお申込金15,000円は、現金もしくはクレジットカード払いが必要。②の残金についてのみ、ローン申請が可能です。 ※お申込金の額を増やして、ローン額を少なくすることもできます。ご相談ください。

ローンを組める・組めないケース

全ての方がローンを組むことができるわけではありません。審査内容は公開されていませんが、ここでは、ローンを組める方と組めない方の傾向についてそれぞれ紹介します。

ローンを組む時に重視されるのは、「継続的に返済可能である」ことです。 毎月一定の収入がある、信用情報に問題がない、他社借り入れが多すぎないなどが挙げられます。 なお、大学生であればご自身でローンを申請することが可能です。この際、親権者の承諾が必要となるケースがございます。審査が通れば、高校生でもローンを組むことができます。
ローンを組めなかったケースとしては、クレジットカード代金の滞納、家賃の滞納、複数社から多額の借入れなどがある、ブラックリストに載っているなどがある場合、審査に通らないことがある様です。

ドライバーズローンを組むには?

ここでは、ドライバーズローンを組むにはどのような手順で行えばよいのかをご説明します。

申し込み方法

お申込み後、アイテックにメールまたはお電話で「ドライバーズローンで支払いたい」旨ご連絡ください。お申込金15,000円の支払いを確認後、申請用のURLが入ったメールをお送りします。あとは、PCやタブレット・スマホよりWeb上で申請するだけ。ご来店や紙の記入といった手間なく申請頂けます。

【お支払いシミュレーション】

※金額は目安です。

25万円を36回払いに分割した場合

支払い回数の上限は36回です。250,000円を36回払いで分割した場合、以下のようになります。
初回のお支払いが9,250円。その後は、月々8,400円×35回払い。
お支払いの総額は303,250円。総額から250,000円を引いた額53,250円が分割手数料(利息)です。

250,000円を24回払いで分割した場合

初回のお支払いが13,850円。その後は、月々11,800円×23回払い。
お支払いの総額は285,250円。総額から250,000円を引いた額35,250円が分割手数料(利息)です。
上記の例ですと、36回払いより24回払いの方が分割手数料の差額分18,000円安く済みます。 月々の支払いに余裕があるなら、回数を減らした方がお得です。

運転免許ローンに申込みする際の注意点

免許に限らずローンを組む際には必ず事前審査が行われます。そのため、運転免許ローンはお申込み後すぐに利用できるわけではありません。もし審査に通らなかった場合は、基本的に別のお支払い方法を選択することになります。

審査に落ちた場合、すぐに再申込みをしても対応はしてくれません。審査に落ちた原因を考え、それを改善しないかぎり審査に落ちる可能性が高いのです。そのため、ローン金額を少なくする、といった選択肢も視野に入れましょう。しかし、今の借入状況や収入面で審査に通らなかったと思われる場合は、他の支払い方法をご検討いただくこととなります。

まとめ

今すぐ免許を取得したいという場合、もし手持ち資金がなくてもほとんどの方がローンを申請することができるということをご紹介しました。ただし、ローンを組む際には審査に通らなければなりません。普段よりお支払いの期限を厳守するなどを意識をすることで、審査に落ちる原因を減らすことができます。運転免許ローンをうまく活用し、免許取得時の負担を軽減しましょう。

【閑散期】
(9月中旬~1月中旬・4月~7月中旬)に安い教習所

学生の方が参加しにくいオフシーズン(9月中旬~1月中旬、4月~7月中旬)は、合宿免許の教習料金が安めに設定されています。その時期でも特に安い教習所をご紹介!

春休み(2月~3月)夏休み(7月下旬~8月)に安い教習所

合宿免許予約ピーク時期の学生の長期休暇(春休み・夏休み)も、探せば教習料金が比較的安い教習所が見つかります。料金が高い時期でも、少しでも安い料金でご案内が可能な教習所をご紹介!

ご予約後はキャンセル料に注意

◎合宿免許は、入校の20日前になるとキャンセルや予約内容変更に手数料がかかり、入校日が近づくにつれてだんだん高くなって行きます(下の表を参照ください)。
逆に言うと、入校の21日前までであれば手数料無料。入金したお金も返金の手数料を除いて帰ってきます。
せっかく安いプランを選んでも、行けなくなって手数料がかかってしまうのはもったいないです。日程の検討は慎重に。近い日程の予約をする場合には特に注意ください。

変更・取消日(旅行開始日の前日から起算してさかのぼって)変更・取消料
21日目にあたる日以前無 料
20日目にあたる日以降8 日目にあたる日まで15,000 円
7日目にあたる日以降2 日目にあたる日まで30,000 円
旅行開始日の前日40,000 円
旅行開始日当日50,000 円
旅行開始後または無連絡不参加旅行代金の100%

その他にどんな教習所があるの?

ご入校時期によって違いますが、比較的安い教習所は競争の激しい山形県・新潟県に集まっています。学校選びはTOPページからどうぞ。安いプランは売り切れも早くなりますので、春休み・夏休みの合宿免許予約はお早めに。