合宿免許を行っている教習所は全国にたくさんあります。その中からどうやって選ぶのか、悩みどころですよね。そんなとき、合宿免許の参加にどれくらいの料金になるかの目安知っておくと選択に役立ちます。 今回は合宿免許のだいたいの料金目安と、時期による金額の違い(繁忙期と閑散期)についてご紹介します。

また、合宿での免許取得が安い理由も併せてご紹介しますので、検討する際には参考にしてみてください。

合宿免許料金の目安金額は?

合宿免許参加の料金目安はどれくらいなのか、時期に分けてご紹介します。また、合宿免許の料金に含まれているサービス、含まれていないサービスについてもご紹介します。

料金の高い時期・安い時期(繁忙期と閑散期)

例えば、旅行の場合お盆時期に沖縄に行くのと冬の平日に行くのでは、料金が大きく変わりますよね。 合宿免許も同じように、参加者の多い時期に料金が高くなり少ない時期は料金が安くなります。教習生が多い時期は「繁忙期(はんぼうき)」少ない時期は「閑散期(かんさんき)」と呼ばれます。
教習所の繁忙期は、学生が参加する夏休み時期(8~9月前後)と春休み時期(2~3月)。それ以外の時期は比較的空いているため閑散期になります。

合宿免許の料金目安と料金に含まれる内容。

それでは、合宿免許料金の目安を見てみましょう。普通車の場合、AT限定免許の料金が基準になります。

普通車AT限定

閑散期(04~07月・10~01月)20~25万円
繁忙期(08~09月・02~03月)30~35万円

普通車MT

閑散期(04~07月・10~01月)22~27万円
繁忙期(08~09月・02~03月)32~37万円

一見すると通学と大きな差は無いように見えますが、料金の中に宿泊・食事やオーバー時の保証、交通費の補助が含まれていると考えると安さが分かりますよね。

MT免許に関しては、AT車の金額に「MT加算料金」をプラスすると計算できます。MT加算料金は教習所によって幅がありますが、おおよそ16500~22000円、高いところで40000円程度です。

閑散期から繁忙期の間は、いきなり料金が跳ね上がるのではなく何段階かに分かれて上がります。スケジュールを前倒し・後ろ倒しで数万円の節約ができる場合がありますので検討してみましょう。

料金に含まれているのは、教習・検定の代金や、宿泊・食事、交通費の補助、教本代など。 その他に教習や検定に関してはオーバーの保証が付き、数時間の教習オーバーや検定不合格、それに伴う宿泊の延泊や食事に追加料金がかからなかったり、中には「卒業まで追加料金無し」を謳う教習所も多くあります。

ただし、保証には年齢上限があり、また寝坊や病気などで教習が受けられなかった場合には、保証されないので注意が必要です。

合宿免許の料金に含まれていないものは?

含まれていない金額として、仮免に関する手数料合計2,850円。これは全ての教習所で別途にかかる料金です。仮免試験に不合格になった場合、受け直すたびに1750円がかかります。また、高速教習の通行料、原付免許を持っていない人は原付き教習が義務になっている教習所もあります。

教習所の生活で、注意した方が良いのは食事です。食事が3食付いているプランより、昼食のみ支給や食事無しや自炊のプランの方が安く設定されており「安い方がいい!」と申し込まれる方もたくさんいます。

実は、食事で現地でかかる費用が大きく変わります。合宿料金が安いからと食事無しや自炊を選んだとしても、現地で外食ばかりしていると結果的に3食付きのプランより高くなってしまうことも。また、2週間の長丁場ですので、食外食やコンビニで好きなものばかり食べているより、定食などで提供してくれた方がバランスも良く取ってた方が体調は良くなります。
節制する自信の無い方や、料理の苦手な方は3食付きを選んだ方が無難です。

また、宿泊施設のお風呂にシャンプー・リンスなどがあるか、洗濯機は幾らで使用できるかなどでも出費が変わってきます。教習所を選ぶ際は、細かく確認するようにしましょう。

格安な合宿免許でも、多くの教習所で交通費の補助が出ます。ただし金額に差があり、「新幹線の自由席分」や「高速バス代」程度の金額が出る所もあれば、関東近郊の教習所では高くても数千円程度の支給が一般的です。集合場所までの交通費を調べてみて、どれくらいの金額がカバーできるのかも含めて検討すると安心です。

どうして合宿での免許取得は安いの?

合宿免許の料金は宿泊・食事を含んでいるのに安くおさえられています。特に閑散期は通学で取得するより大幅に安いケースもたくさん。なぜこんな値段設定が可能なのでしょうか。これには様々な理由があります。

効率よくスケジュールを組める!

合宿免許の料金が安い理由として、自動車学校側がスケジュールを管理しやすいことが挙げられます。
合宿の場合は、教習生が毎日必ず教習を受けられるように予め学科や教習のスケジュールを全て組んでしまいます。そのため、教習車や教官の空きを作らないように効率よくスケジュールを組めるのです。
通学の場合は、基本的に教習生があいている時間に教習を受けます。そのため、教習を受ける人数のムラがあります。例えば、急に教習のキャンセルが出てしまったら、代わりの生徒がいなければ教官1人分のスケジュールが空いてしまい、その分コストもかかってしまうのです。

このように、合宿免許だと自動車学校側の都合が良いように効率的にスケジュールを組めるため、多くのプランを安くおさえることができるのです。これは教習生にとっても、「比較的安い料金で教習して、最短の期間で卒業できる」という大きなメリットになります。

立地面で都市部より有利!

合宿免許は主に地方の都市で行われていますが、これにも理由があります。

教習生を宿泊させるのには、大勢の生徒が宿泊可能な施設が必要です。民宿やホテルを使うと考えても、「新しく宿舎を建設する」と考えても料金の高くなる都市部よりも、安い金額で済ませることができます。
教習所の建設費を考えても都市部よりも地方の方が土地代が安いため、高い教習料金にしなくて済むのです。
地方都市に教習所があることは、約2週間の長期滞在の宿泊客を呼ぶことができます。宿泊費や食費、観光のお金も使ってくれるため、その都市にもいい影響があります。その地域の観光や温泉利用を合宿プランに盛り込むことが可能なのは、教習所が地域を活性化しているおかげでもあります。

回転率が高く、多くの人を教習できる!

通学での免許取得の場合、1人の生徒が学校を卒業するまで数ヶ月かかるのに対し、合宿で免許を取得する場合はほとんどが2週間で卒業します。同じ期間でもより多くの人を入校させ、卒業させられる合宿の方が、回転率が高く利益も多くなります。
そのため、料金を下げて教習生を募集することができるのです。
また、教習生に数か月前から申し込んでもらって早めにスケジュールを組むことができたら、教習所側にも大きなメリットがあります。そのため、”早割”という割引を設定して早めに多くの教習生の予約を呼びかける教習所があるのです。

まとめ

今回は合宿免許の料金に関する知識を紹介しました。

合宿免許では約2週間生活することになるため教習代金以外にも、食事や交通費、現地での飲み物、お菓子、遊びや観光代などが発生する可能性があります。様々な出費を考慮したうえで教習所やプランを選ぶとよいでしょう。
入校する時期を繁忙期から少し時期をずらすだけでも料金が数万円変わることも。少しでも安く済ませたい方は入校日を工夫してみて下さい。また、安さだけを重視するのではなく、食事など宿泊プランも自分に合ったものを選択するようにしましょう。
合宿免許に申し込む際、手持ちのお金がない場合でもローンを活用することで可能性が広がります。毎月無理のない支払いの設定が可能なので是非ご活用ください。